pediatric 小児歯科

幼いころから歯医者に
通うことは大切!?
Important

「乳歯は永久歯に生え変わるから、多少トラブルを放置しても大丈夫」と思っていませんか?結論から申し上げると、乳歯のトラブルは永久歯に影響します。乳歯が重度の虫歯になると、永久歯のエナメル質が弱くなったり、変色した状態で生えたりすることもあるため、油断は禁物です。



また、乳歯は永久歯が正しい位置に生えるための道標としての役割ももっていることから、生え変わりの時期より早く抜けてしまうと、永久歯が間違った位置に生える可能性があります。
5~7歳が重要な時期となりますので、その年齢より前にお子さまの将来の歯のために、歯科医院に通院するようにしましょう。歯科医院に慣れる時期が早ければ、その分だけ予防や治療がしやすくなり、結果的に健康な口内環境を守ることにつながります。

treatment 虫歯を防ぐための予防処置

フッ素塗布

フッ素には「エナメル質の再石灰化(自然修復)を促す効果」があり、初期虫歯の自然治癒に有効です。定期的に受けることで効果を発揮するため、小児歯科の定期検診の内容に含まれていることがほとんどです。

シーラント

シーラントは、歯を削らずに行える「かみ合わせ面の虫歯対策」を目的とした処置です。乳歯はかみ合わせ面の溝が深く、且つ歯質が永久歯よりも柔らかいのが特徴です。

お手入れが上手くできないことから、溝に汚れが残って虫歯になる場合があります。シーラントで溝を埋めることで虫歯のリスクが下がり、お手入れもしやすくなります。

ステファンカーブ

お口の中のpH(ペーハー)の変化を表したグラフのことを「ステファンカーブ」と言います。通常pH7(中性)の状態が保たれていますが、食事をするとその数値が低くなり酸性に傾きます。pH値が5.5以下になると、歯の脱灰がはじまり初期虫歯へとつながるため、できるだけ早く中性に戻すことが大切です。

食事の時間が長い、頻繁におやつを食べる、甘い飲み物を飲み続けるという行為は、酸性の状態が続く原因となりますので、お子様の食事の時間を管理してあげることも、虫歯を予防するポイントとなります。

保護者の方へのお願い

お子様にとって歯科医院は「苦手な場所」であることがほとんどです。特に治療が必要になると、機械音や薬剤の匂いなどがあるため、余計に不安を感じやすいでしょう。お子様に頑張ってもらうためにも、以下のご協力をお願いいたします。

歯科医院に連れてくるための
嘘をつかない

歯科医院に連れてくるために「公園やゲームができる楽しいところに行く」とお子様にお伝えする保護者の方がいらっしゃいますが、お子様にとってそれは「嘘をつかれていること」になるため、やり方としてはあまりおすすめできません。

歯科医院に対しての不信感が増し、余計に予防や治療が困難になる可能性も否めません。歯科の正しい知識・情報を伝え、嘘はつかずにお子様に寄り添ったお声がけをしていただきますよう、ご協力をお願いします。

思いっきり褒めてあげる

お子様に気持ちよく歯科医院へ通っていただくために、治療が終わったら思いっきり褒めてあげてください。たとえ、治療が最後まで受けられなかったとしても、叱るのではなく「ここまでよく頑張ったね。」と伝えてあげてください。
一番大切なことは、お子様が躊躇なく前向きに通院できるようになることです。

早い段階で歯科医院に慣れることで、予防につながり、お子様の口内を健康に長く保つことができます。「頑張ったらご褒美におやつを買ってあげる」「おもちゃを買ってあげる」などの方法も、お子様が頑張る大きな力となります。

チャイルドスペース併設

お子様ができるだけリラックスして過ごせるよう、チャイルドスペースを併設しております。通院が楽しくなるよう、お子様の興味を引くものを多数ご用意するなど、様々な工夫を施しています。衛生管理も徹底していますので、安心してご利用ください。

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